バイク屋整備日記

ブログ版バイク屋日記で整備以外のネタもチェック!!

2007年4月 

4月11日 バイクの積み方講習会
当店のスタッフ向けにバイクの積み方をレクチャーしました。
当店はトヨエーストラックのパワーゲートつきを使っています。
荷台が3枚になっているのは、畳んだときに車高が上がらないようにするためです。4ナンバーサイズに納まっています。
茨城トヨペットさんありがとうございました。
積み下ろしの力がそれほどいりません。
事故車等で動かない、鍵をなくしてハンドルロックが解除できない車両にも対応できます。
積むときには突起物に気をつけましょう。
中型車以上は斜めに積まないと、ゲートに乗りません。
原付は縦に2台積めます。
フロントタイヤを角に当てるとバイクが安定します。
リヤには余裕があることを確認します。荷台に移動させるときに若干バックさせる必要があるためです。
リモコンスイッチのケーブルを挟まないように気をつけましょう。
ゲートがあがってくるとスイッチを操作している手が挟まれる可能性があります。
気をつけましょう。
荷台に移動したらフロントタイヤは左側前方の角にくっつけるとバイクが安定します。
バイクリフター?バイクころころ?商品名は分かりませんが、いつもの青いやつを使ってリヤタイヤを右側に振り出します。右側のあおりに接触するまで移動させます。
ハンドルは右にフルロックさせます。
ロープの掛けかた

フロントホイールの固定
アクスルまたはフォークの固定
ハンドルの固定と進みます。

フロントホイールの固定
この作業ではタイヤが前後に動かないように固定するのがポイントです。
1、ロープの端をフックにかけます。
2、ロープをホイールに通します。通したロープがウサギの耳のようですから、以下ではこの部分を「ウサギの耳」と呼びます。ロープはバルブにはかけないようにします。
3、2で出来たウサギの耳の中にさらにロープを通します。
こんな感じにウサギの耳2段重ねです。
4、3で出来たウサギの耳をフックにかけます。
5、ロープを引きます。
6、テンションを抜かないようにしながらロープをフックにかけます。
7、余っているほうでウサギの耳を作ります。
8、フックにかけたロープの後を7で作ったウサギの耳を通します。
9、5で掛けたテンションを抜かないようにしながらウサギの耳を引っ張ります。
さらに引っ張ります。
10、ウサギの耳をねじりながらフックにかけます。
11、余ったロープを引っ張ってウサギの耳を小さくしていきます。
12、締付完了。
フロントアクスルの固定
この作業では、タイヤが前後に動かないことと、ハンドルが切れないようにすることがポイントです。
ロープワークはフロントホイールの固定と同じです。
リヤタイヤが少し浮くぐらいにテンションを掛けましょう。
念のため、ステム付近からもロープをとって、フォークを少し沈めておきます。やりすぎると、オイルが漏れたり、フロント回りがねじれたりします。
ロープの固定のポイントは3角形を作ることです。前後、左右から押さえればしっかり固定されます。
ステムではなく、ハンドルからロープをとっても良いですね。
ハーネスや、ケーブル・ホースにはロープがかからないようにしましょう。
ケーブルやハーネス注意です。
こんな小道具もあります。私が編みこんで作りました。
クラブバーや
リヤサスや
フレームに引っ掛けて、ロープやタイダウンで縛ります。
余ったタイダウンは縛っておきましょう。
ゆるみ止めと、ロープの暴れ防止で一石二鳥です。
リヤ回りが、左右に動かないようにタイダウンを掛けます。
荷台左側に掛ける場合と右側に掛ける場合とあります。バイクの大きさにより、使い分けましょう。
車体の真横方向に引っ張れるほうが良いですね。
降ろす時は、さっきの青いやつを写真のように使ってバイクの方向を変えます。このときにスクーターでは、フロントフェンダーとあおりがこすってしまう事があります。注意!
もうひとつの縛り方、南京縛り
1、ウサギの耳を作ります。
2、ウサギの耳の周りを固定されているロープで一回りさせます。
まずは、固定されたロープのところに交差させて、
回し始めて
一回り、手前に輪が出来ます。
3、輪の中に余ったロープを通します。
輪の中からウサギの耳が出てきました。
4、ウサギの耳をフックに掛けます。
5、後は上記の7以降と同じです。

南京縛りにしても、最初に説明した縛りかたにしても、てこの原理を使って、ロープを引っ張る力の2倍の力で締め付けることが出来ます。
逆を言うと、軽いバイクの短距離の移動にそこまでする必要は無いのかもしれません。

仕事は、時間の制約もありますが、確実さも求められます。うまくバランスしたところで作業していきましょう。


当店で修理したバイクの、故障の原因、修理方法などを日記形式でまとめています。
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おまけの日記 1985年バイク日記

あくまでも修理の参考です。このページを参考にして修理をして、トラブルが起きても、私は一切責任を持ちません。自分でメンテをする人は、すべて自己責任のもとで行ってください。自信の無いことは、素直にその道のプロの指導を仰ぎましょう(もちろん、指導料は取られるでしょうが。)。
自信がある方もたまには、他人の目で自分の整備を見てみましょう。結構ボルトのトルクはいい加減だったりします。また、技術は日々進歩しています。かといって、すべての情報が正しいとは限りません。基本に忠実に、丁寧な仕事を心がけてください。

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