バイク屋整備日記

ライブドアブログのバイク屋日記」では整備ネタが書きにくいので、やっぱりこっちを復活させることにします。

2006年

先日、突然鈴鹿300キロのリザルトがファックスされてきました。サーキット走行会を主催している会社からのファックスでした。その会社との取引はほとんどないのでなぜ、突然送られてきたのかはわかりませんが、そのリザルトの中には以前一緒にレースを出ていたライダーの名前がたくさんありました。それは、私だって2〜3年前まで鈴鹿を走っていたのですから当然といえば当然です。
その中には私の友人で以前一緒に8耐に出ていた岡田聡選手の名前もありました。ヤマハから、ホンダへ乗り換えて今年も8耐にチャレンジします。その前哨戦である300キロはよい手ごたえだったようです。8耐までにはまだ乗り越えなければいけない壁はいくつもあるようですが、ぜひ、がんばっていただきたいものです。
鈴鹿8耐には他のレースにはない独特の雰囲気があります。世界選手権であること、耐久レースであること、海外からスター選手が来ること。その舞台から多くの有名ライダーが生まれ、また、たくさんのドラマが生まれたこと。国内最高峰のレースであることは間違えないでしょう。レーサーとして鈴鹿8耐に惹きつけられるのは当然のことです。
しかし、私にはそれ以上にひきつけられる何かがあるのです。8時間を、いや、レースの準備から考えれば何ヶ月も一緒に走るペアライダーやスタッフ。同じぐらいのタイムで競いあう強敵たち(「強敵」と書いて「友」と読むんですよ)。そして、多くの観客たち。観客も一緒に8時間を戦っている友なんです。8耐に出れば友達100人なんてものじゃなく、友達10万人できちゃいます。10万人の笑顔が見られるんです。
そんな気分にさせてくれるバイクってなんてすばらしい乗り物なんだろう!!!!!!!!!!!!
6月6日 ブラックバードのブレーキオイル交換
フロントのブレーキレバーは通常のブレーキと同じようにエア抜きをする。ブリ ーダーバルブはキャリパー上側の物となる。 フロントのブレーキレバーを握るとフロントキャリパーの上側と下側のピストン に油圧がかかる。それ以外に油圧はかからない。
ブレーキペダル ブレーキオイルがたくさん必要です。500ml以上は準備しましょう。 エア抜きの順番は 1.右フロントキャリパーセンターブリーダーバルブ 2.左フロントキャリパーセンターブリーダーバルブ 3.PCVブリーダーバルブ 4.リヤキャリパーセンターブリーダーバルブ 5.リヤキャリパーアウターブリーダバルブ
リヤマスターシリンダーからフロントブレーキキャリパー間のエア抜きを1.2 で行う。 セカンダリーマスターシリンダーからPCVバルブのエア抜きは3の作業で、P CVバルブからリヤブレーキキャリパー間のエア抜きは5で行う。セカンダリー マスターシリンダー(左前のブレーキサポートについいているマスターシリンダ ー)へのオイルの供給はリヤマスターからフロントキャリパーに行くラインから 供給される。ので、セカンダリーマスターシリンダーのエアは3の作業で抜ける 。 リヤマスターからリヤキャリパー間は4の作業で行う。
6月18日 DT200WRのエンジン焼きつき
6月18日 キックシャフトからのオイル漏れ
6月21日 VOXの下の点と線はモールス信号!?
6月24日 JOG ZR Revolution
トルクカムのネジレ角はこうやって測定するとわかりやすく、あとでセッティングするときもわかりやすいのです。
ねじれ角が大きいと低速から高速への変速が遅い。また、高速から低速への変速 が速い。つまり、回転の高い所を常に使用するような感覚となる。伸びは悪い感 覚になる。
6月27日 DR125 ジェベルのエンジン不調
こんなとこらから2次エアを吸ってました。明かりが漏れているからわかりますね。圧縮は好調です。
ついでに、カムチェーンの調整とタペット調整しました。
6月27日 RG500ガンマのエンジンオーバーホール
走行10万キロ以上の車両。このピストンは7万キロ以上使用しました。よくこれで200キロ以上出るよな。焼きつかないんですね。
シリンダーは上の写真がリングが回ってしまっていたほう。下は通常のもの。上の写真は排気ポートの周りが額のようにへこんでいます。
熱い思い

私は、バイクほどすばらしい乗り物は無いと信じています。
 実用性、趣味性、経済性。どれも優れています。
 しかし、バイクに乗る人が少ないのは、安全性、利便性が車に対して劣っている部分があること、バイクに対するきちんとした知識が与えられていないことがあると私は考えます。
 安全性は、ライダーばかりではなく道路を利用するすべての方が二輪車の特性を十分理解し、ライダー自身が自分の身を守れば、かなりの事故は未然に防げると考えます。利便性では、雨の問題は確かにあります。そこは割り切るしかありません。歩いていたって雨には降られるのです。車なら雨にはぬれませんが、車は走る家なのです、目的以上の性能がありすぎます。荷物が運べない、大勢で乗れないことについては、車だって人数や積載量の限界はあります。必要以上の快適性、乗車定員や、積載量を求めることは経済性、環境負荷を考えて見直すべきではないでしょうか?
 また、危険な運転、迷惑な運転を繰り返すライダーが多いことにつきましては、私も憂慮するところであります。バイクの開放感からか傍若無人な振る舞いをするライダーには、健全なバイク環境を目指す私としては、指導・教育を繰り返していく必要を感じています。店舗運営やツーリングなどの場の中で、他の道路利用者との共存共栄をできるよう伝えているところではございます。
 されども、バイクに乗ることには上記のことを上回るメリットがあるのです。
 実用性は、一人ないし二人での移動には十分ですし、小回りが利く、駐車スペースが少ない、道路の占有面積も少ないので渋滞を起こしにくいなどの利点があります。他人を傷つけることが少ないのもメリットでしょう。
 趣味性は、風を切る爽快感。隣を走るバイク仲間との距離感の近さ。家のドアを開けた瞬間から始まるツーリングの楽しさ。手軽にカスタム出来る楽しさ。モータースポーツとしての楽しさ。新しい自分を発見できる方もいます。
 経済面は、燃費の良さ(スーパーカブは1リッターあたり146km!)はもちろんのこと、駐車場代が安い、税金や保険などの維持費の安さがあります。原油価格の上昇に悩まされる今、再度、バイクのメリットが見直されるべきと考えます。
 バイクが増えることにより、乗っているライダーはもちろん、歩行者もドライバーも必ず何らかのメリットを受けることが出来るのです。私(当店)のミッションは、このようなすばらしい乗り物:バイクがあるにもかかわらず、一般に受け入れられていないという現状を打破し、すべての道路利用者がバイクのメリットを享受できるようにすることです。


当店で修理したバイクの、故障の原因、修理方法などを日記形式でまとめています。
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あくまでも修理の参考です。このページを参考にして修理をして、トラブルが起きても、私は一切責任を持ちません。自分でメンテをする人は、すべて自己責任のもとで行ってください。自信の無いことは、素直にその道のプロの指導を仰ぎましょう(もちろん、指導料は取られるでしょうが。)。
自信がある方もたまには、他人の目で自分の整備を見てみましょう。結構ボルトのトルクはいい加減だったりします。また、技術は日々進歩しています。かといって、すべての情報が正しいとは限りません。基本に忠実に、丁寧な仕事を心がけてください。

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