業務日報
トライアル世界選手権と、セローのミッション不良
当店で修理したバイクの、故障の原因、修理方法などを日記形式でまとめています。
6月30日 オイルポンプの点検
昨日に引き続き中古車の整備。2ストロークの場合忘れてはいけないのがオイルポンプの点検。4ストロークの場合はオイルの量や汚れを見ても、2ストロークは「オイルが入ってるからOK!」というのはバイク屋ではない。きちんとオイルのホースを外して、オイルポンプを開き気味にしてオイルが出てるかを点検。出てくる量は長年の経験というところでしょうか。全開にすると、ピコピコと出てきます。ダバダバは出ません。全閉だとほとんど出ません。
たまに、ホースの先で詰まっていることもあるので注意ね。以前RZ250でそんなことが2回ありました。RG500ガンマではホースがキャブレターとクランクケースカバーとに挟まっていて、つぶれてしまい焼きついたことがあった。ガス欠は走らないだけだけど、オイル切れは焼きつくから要注意ね。
TZR50Rでキャブレターを外してセッティングをしたお客さんが、オイルホースを引っ張りすぎて亀裂が入って焼きついたこともあったな〜。自信が無い人はバイク屋さんで見てもらってね。
あと、タクトかPALでオイルタンクについているフィルターがつまり気味で上記のような点検ではOKなんだけど長時間全開で走ると焼きつく、何てこともありました。
6月29日 中古車の整備
中古車の仕入れ先は、買取、下取、オークション、業者間の取引などがあるのだけど、どれもきちんと整備しないとお客さんには渡せない。他店で店頭に並んでいたバイクもあやしいこともある。先日は、他店で14万円で売っていたバイクを、業販してもらったけど修理代に7〜8万ぐらいかかってしまった。車両代も考えると儲けが無いよ。オークションで買ったほうが安かったね。
きちんと整備したおかげでお客さんには喜んでもらえて良かったけどね。
6月27日 タクトのエンジン不調
初期型メットインタクト(AF24)用ボアアップキットを組んだのだけど中低速は良いが全開にするとストールしてしまう。焼きつきはしていないし、再度スタートすると、中低速では元気が良い。
原因はエアクリーナーの容量不足で、エアクリーナーのふたを取ったら好調、好調。70km/hぐらい出た。けど、お客さんは更なるパワーを求めて、アドレスV100を買って帰ったとさ。
6月26日 スクーターのリヤブレーキ引きずり
スクーターのリヤブレーキのレバー、きちんと戻りますか?戻らなければワイヤーのグリス切れです。または、ブレーキのカムのグリス切れです。ワイヤーを逆から引っ張ってカムも一緒に戻ればワイヤーの不良・カムが残ればカムの不良です。当店では、ブレーキシューの交換のときにはカムをばらしてグリスアップしてます。小さな所まできちんとするのが良いバイク屋だと信じてます。安かろう悪かろうの量販店とはちょっと違うんだな。
レバーの戻りが悪いとテールランプが点灯しっぱなしで危ないだけでなく、バッテリー上がりの原因になるよ。
6月25日 ZX9R車検
先日、納車整備のことで書いたけど、逆輸入車は納車整備で車検も取らないといけない。平行輸入車の車検は面倒で、書類を前もって陸運事務所に提出しないといけない。もちろん書類も通常の車検とは違ってたくさん必要。フレームに貼ってある丸の中にEと書いてある小さいステッカーは、ブレーキのテストの国際規格にパスしている証明なのではがさないでね。
6月23日 NSR250Rエンジン不調
6月9日にクランクを修理したNSR。昨日から調子が悪い。症状は、壊れる前と一緒で右側のシリンダが爆発していないような感じ。本人は、取っても困っていた様子だけど、そんなに簡単に壊れるものではない。案の定プラグキャップがハイテンションコードにきちんと刺さってなかった。昨日の天気は雨。リークし易くなってたんだよ。バイク屋はお医者さんと一緒で、患者の症状をよく聞けば、病気の原因もすぐわかるんだよ。
6月21日 自賠責保険の車両入れ替え。
自賠責保険の車両入れ替えができるのをご存知ですか。車検のあるバイクは期限の問題で厄介だけど、250CC以下なら、車両の入れ替えができる。50から125CCまでは、同じ保険なので50から70CCに乗り換えた時も車両入れ替えができます。必要書類は、今まで乗っていたバイクの廃車証明・これから乗るバイクの登録書類。後は、印鑑や免許証が必要です。
6月20日 PALの異音
当店で代車に使用していたPAL。ガラガラという音が大きくなったので「これはもうすぐ壊れるな。」と思ったら、やっぱり壊れた。多分、クランクのベアリングが終わったのでしょう。ガラガラ音はベアリング、シャリシャリ音はピストンの壊れた音です。
6月19日 LET'S2納車整備
スクーターに限らず、新車は納車整備が必要。車両価格だけで乗り出せないのは、おかしいと思う人も多いかもしれないけど、次のようなことをしています。
バッテリーの取りつけ、ガソリンの補給、オイルの補給、各部増し締め、タイヤの空気圧チェック、運行前点検を一通り。必要に応じて、キャブレターのオーバーホールや、燃料コックの清掃などもしなければならない時もある。忘れてはいけないのが、洗車。売るほうも買うほうもきれいなバイクが良いよね。
6月18日 プレスカブのスタンド交換
カブのスタンドはシャフトで止まっているのだけど(他のバイクもそうだけど)、カブのシャフトは抜けにくい。スタンドとシャフトが食ってしまって抜けない。シャフトを思いっきり叩くと、シャフトが変形してしまいかえって抜けなくなる。結局スタンドをサンダーで切って外した。
どなたか良い知恵を下さい。
6月17日 GPZ900Rオイル交換
ニンジャのオイル交換はドレンボルトが2個あるので注意。当店のおすすめオイルは、性能と低価格のバランスのよいヤマハ純正のエフェロSJか、現在、どのメーカーもこれと似たものを作ろうとしているモチユ―ル300V。モチユ―ルの300Vは、2ストロークで言うところのカストロ―ルA747みたいだよね。どちらも『このオイルを使っていて壊れたら、オイルのせいではない。』ッて言われている。
ただし、高性能オイルは浸透性も高いため一部の外車や、旧車に使用すると、ケースの合い面や、ガスケットからオイルがにじむ事があるので注意。
6月16日 CB750FC納車整備
5月下旬に下取したCBの納車整備。中古車は速いときは入荷したその日に売れてしまう。遅いと1年ぐらい待つこともある。今回は、速いほうだね。スパークプラグ、オイル、オイルフィルター、エアフィルター等の消耗品を交換した。店によっては、消耗品を一切交換しないところもあるので、通信販売のときは特に注意してね。
6月15日 アプリオのエンジン不調
症状はエンジンがふけない。原因は、キャブレターにゴミがつまっていてオーバーフローしていた。その原因はガソリンタンクの中のサビとゴミ。サビの原因はタンクキャップの不良。JOGとアプリオで黒いタンクキャップは、タンクに水が入りやすくそれが原因でさびる。タンクキャップはただで修理してくれるので、タンクをサビさせないためにも修理してもらいましょう。
6月13日 ニンジャのキャブレターセッティング
GPZ900RにFCRを付けてのセッティング。アクセルを開けるとストールしそうになる。スロー系かと思ったら、ニードルでした。キャブレターのセッティングは、メインジェットだけじゃないよ。セッティングの前にキャブレターの清掃と、エンジンの点検をお忘れなく。
6月12日 CBR250Rスパークプラグ交換
ホンダのバイクってプラグが死にやすいと思いませんか。かぶらせたりすると、すぐだめになるよね。あと、キャブレタークリーナーとかを使った後とかね。何でなんでしょうか。
6月11日 Z250FTエンジン不調
古いバイクはバッテリー点火の物が多いからまずはバッテリー充電。エンジンをかけると右側のシリンダーの爆発が弱い。圧縮を測定するとかなり低い。バルブクリアランスを計ろうとしたら、計る必要が無いぐらいクリアランスが無い。これでした。タペット調整をして、調子はOK!
6月10日 トライアル世界選手権
ツインリンクもてぎで、トライアルの世界戦開催。お客さんと家族で見にいった。新車の試乗会あり、トライアル教室ありで楽しかったよ。肝心のトライアルは競技が良くわかってなくて、あまりよく見れなかった。セクションを順番にやるものだったのね。写真1・2・3・4
6月9日 NSR250Rクランク交換
当店は茨城大学の近くにあるので、茨城大学の学生が多い。ちなみに私もその大学のOBです。で、学生というのは貧乏で修理代が無い。だから自分で直す。けど、工具も経験も知識も無い。マニュアルだけじゃ組めないよ。特に点検のツボがわからない。
症状はエンジン片肺。右側のプラグがオイルで塗れている。クラッチ側のオイルシールの破損だと思って開けたら、なんと、ベアリングのリテーナーが割れていた。NSRは、このベアリングが部品で出ない。だから、貧乏学生は部品取りのクランクと交換しようと思ったら、そのクランクはビッグエンドが広がっていた。
内燃機屋で、サイドベアリングを入れ替えて組んで決着しました。
6月8日 自転車のパンク修理
バイク屋でも自転車のパンク修理やってます。やらない店もあるけどできないのではなくてやらないのです。やることはいっしょだし、バイクの修理用のもので自転車の修理もできる。逆はちょっと難しいけどね。自転車に乗っている人はきちんとタイヤにエアを入れてください。エア不足によるパンクが一番多いよ。SRの人も注意ね。
6月7日 定休日
TW200の登録へ行ってまいりました。ついでにFZR1000の廃車をしてきました。
6月6日 セローが動きません。
昨日まで元気に走っていたせロー。今朝も元気に出発したけど100メートルぐらいで進まなくなった。エンジンはかかるけど動かない。カウンターシャフトのスプラインがスプロケットで削られてました。(写真へ)これでは動かないよね。まだ4万キロぐらいなのに、ノーマルのスプロケットなのになんで?
6月5日 パソコン作業
先月から今月・来月とバイク関係のWEBサイトが続々立ち上がる。バイクインフォネット・デジバイク・BBB・バイクヤードなどなど。売るほうも買うほうもこれからが楽しみですね。
6月4日 ライブDio ZXピストン交換
エンジン焼きつきのためピストン交換。
スクーターのピストン交換は、どこをどう外せばピストンにたどり着けるかよくわかってないと無駄な時間を使ってしまう。自分なら1時間ぐらいでできるが高校生は一日かかりでやっているみたい。工具も大切だよね。1/4角のラチェットはあると便利です。
6月3日 RH250キャブレター修理
5月30日に修理したRH250。2〜3日置いておくとガソリンが漏れてくる。漏れるというより、にじむという感じ。そこで、ニードルバルブを交換した。
メーカーによってはフローとバルブと呼ぶやつね。ここでも発見。基準の油面よりはるかに油面を低くしていてガソリンのにじみを減らすようにしていた。とりあえずの対処としては有効かもしれないが、ニードルバルブが減っていては油面をどういじっても漏れるものは漏れる。
ガソリンの漏れがあれば、まずはニードルバルブの清掃をしてみる。そして、キャブレターを外したままガソリンを入れて一昼夜様子を見る。ガソリンが減っていればもう一回清掃かニードルバルブ交換です。ガソリンタンクやガソリンのホースの中の汚れもキチンと落としてね。
6月1日 CD50Sキー交換
バイクって盗難が多いよね。今回は盗難はされなかったけどイタズラされた。鍵穴にドライバーのようなものを突っ込んで回そうとしたみたい。U字ロックを目立つようにしてあればカギを壊しても盗めないと思われてイタズラもされないみたい。